身体の不調を整える二つの方法

今年の12月の寒暖差はびっくりですね!

先週と今週の違いは10度

 

血圧の上昇やアレルギーなど色々な症状が懸念されます。

 

一言で「不調」と言っても

病院に行って薬を処方されるものだけではなく、

原因不明の不調もあって、

一言「ストレスが原因」と片づけられることも少なくないかと思います。

 

現代はストレス社会。

もちろん今の寒暖差も血管へのストレスの一つです。

ストレスとは変化や緊張や興奮などで起こる心と体への「刺激」

 

心が疲れるとマイナスな意味でストレスという表現になります。

 

そんなストレスの蓄積によって起こる症状に『不定愁訴』と言う名前がつけられていることはご存知ですか?

更年期に多いようで、更年期障害で起こる症状と位置付けられてもいますが、今はどんな年代であってもこの症状が見られるようです。

 

🔹頭痛

🔹むくみ

🔹冷え

🔹肩こり・首こり・背腰痛

🔹しんどい・倦怠感

🔹イライラ

🔹めまい

など・・

何かの病気が隠れていることもあるので必ず上の症状が不定愁訴と片づけてはダメですが、

原因不明と判断される場合、このような症状は背骨の走行と同じく身体の中心を通っている自律神経の乱れが関係していると考えられています。

 

自律神経の正常な状態は交感神経(アクセル)と副交感神経(ブレーキ)が中和の状態です。

 

この中和が乱れると、上のような症状が現れることが多いのです。

そんな不定愁訴について

 

予防・初期の段階で改善ができる方法として、

有酸素運動と姿勢改善を目的としたトレーニングをお勧めしてます!

 

1️⃣有酸素運動

 有酸素運動とは酸素を必要とする運動です。要は呼吸をしっかりおこなえる運動です。

 酸素は血管を通り全身に巡ります。酸素グリコーゲンと結びつき筋肉へ送られます。

 この行程で筋肉の温度は上がりポカポカするんです。

 筋肉はこのように温められたり、動くことで振動したりすることでゆるみます。

 緊張した全身の筋肉がほぐれることはリラックス効果に繋がり、自律神経が整う手助けになるのです。

 また、血行が良くなることは血圧が高い方は下がり、低い方は上がる 高血圧・低血圧ともに改善します。

 

2️⃣姿勢改善を目的としたトレーニング

 自律神経の異常は心の負担(ストレス)だけでなく身体の歪みでも起こります。。

 筋肉の左右差や極端な左右差などの原因で背骨が歪む・曲がる・捻れる・・正常な神経経路が歪むことで出る症状も

 少なくありません。

 

 姿勢維持筋と言われる筋肉は脊柱起立筋群と言って背骨の横もしくは背骨から広がる筋肉のことです。

 先にも言ったように自律神経は背骨に沿って走行しているのでまずこの神経系の走行を正常にしていくことが大切です。

 

 ではその背骨がどこにつながるかというと、答えは骨盤。

 背骨は骨盤の上に立っている支柱です。

 ただ、位置から考えると背骨はど真ん中の支柱ではなく、背中側に近いことはイメージできますね?

 だから骨格を矯正しても姿勢は改善しないのです。

 

 まず!私たちが提案することは

 『骨盤の安定』腹筋群の活性化です。

 例えば腿上げの時どの筋肉が使われているか?

 例えば立っている時どこに重心があるか?

 この使い方や重心は、運動で習得できるものです。

 なぜ骨盤ベルトで根本的に改善できないのか?

 それは筋肉が使い方を覚えてくれないからです。

 

 なぜ整体で施術でマッサージでペアストレッチで一時的には変わっても根本的に姿勢がなかなか変わらないのか?

 自ら動かし方を習得していないからです。

 

 背骨を整えるために必要なトレーニングやストレッチをまず自分でする!

 これが根本改善の基本です。

 

 整うことが

 血行の改善、不定愁訴の改善にも繋がりますのでぜひ運動を取り入れてみてください。

 

 最後に!誰でもできる基本のトレーニングは、、深い呼吸ですよ

 吸って胸を膨らまし肋骨を撫で下ろすように吐く胸式呼吸

 吸ってお腹を膨らまし骨盤が引き上がるように深く吐く腹式呼吸

 姿勢を整えることにもつながる基本です。

 

 思い出したら大きな呼吸をしてみてください。

 

 それでは今年も残り少ないですが、自分ペースでいい時間を過ごしてください。