パーソナルレッスン1年の変化
シニア世代女性(年齢非公開)
変形性股関節症(手術を勧められていた)
【目標】
股関節・膝関節の痛みが少しでも軽減し、楽に普通に歩けるようになりたい。
これからもずっと自分の足で歩きたい。
【経過】
平成19年頃より、股関節が収まっていないような違和感があり少しずつ痛みが出てきたが、当時は忙しさなどから痛みをかばう歩き方や座り方でごまかして生活していました。
気がついたら歩行が普通にできなくなってきて、どこの病院に行っても医者から手術をした方がいいと勧められ、周りの知り合いもその方がいいと助言されていました。
自分の今後のことも考えて自分の足で歩くことを諦めたくない気持ちが大きく、手術ではない方法で改善できないかと整骨院に通っていましたが、股関節の痛み、可動域が狭くて靴下も自分で履けず、思うように歩けるようにならなかったので、何に対してもやる気が出ませんでした。
令和2年2月PRAVAに出会い、グループレッスンに参加し、更に自分に合ったトレーニングの指導が必要だと自覚して半年後パーソナルトレーニング(個人指導)に変更し
週2回のペースでストレッチ・ケア、無理のないエクササイズを実践しました。
【変化】
できなかったことが色々できるようになりました!
✔️股関節から曲げて、足を胸の方向に引き上げる事
✔️寝た状態で足を浮かせる事
✔️時間がかかっていた動作の改善→体勢を変えることや足を伸ばすこと、立ち上がること
✔️早く歩くこと
✔️自動車の乗り降りがしやすくなった
股関節の痛みはまだほんの少しありますが、前よりだいぶ軽減しています。
正座も苦痛なくでき、背筋も伸びて姿勢を褒められる様になりました。
昔を知っている人からも
「ちゃんと歩けてるやん!」ってびっくりされるくらいスムーズに歩けるようになりました!
【お客様からの伝言】
自分のカラダは自分で決めることが大事です。
人から何を言われても、自分の夢や目標は諦めず努力すると結果はついてくるはずです!
さて私たちトレーナーが提案したことは?
(ここはトレーナーに向けて書きます。)
お客様は股関節を曲げることができなかったので歩行時、足の送り出しを体幹を後傾することで行っていました。
股関節を屈曲する事で痛みを感じることの「庇い動作」がこの方の姿勢と歩行のクセを作っていったようです。
股関節の可動域に制限がかかっていたのでまずは関節に負担がかからないよう
カラダの使い方を変える為に体軸と体幹のトレーニングを提案していきました。
また、
下肢のむくみもひどかったのでケアを繰り返し、
上肢は背筋の左右バランスが崩れていたので体軸から均等に広背筋が使えるように
大胸筋と広背筋のトレーニングをおこないました。
肋骨下の屈曲が優先されていて腸骨の周りはひどく緊張していたので「緩めるー使うー伸ばす」を繰り返し、徐々に可動域を広げていきました。
私たちは動くことで慢性の痛みを改善する挑戦をしています。
痛みを感じる事で筋肉のどこを使わないようにしているのか?
どの筋肉が過剰に動き過ぎているか?
どの補助となる筋肉をどう働かせば、どう活かせば動作がスムーズになるかを見極め、
インナーの筋肉からアウターの筋肉の使い方を指導する。
これはこの8loopメソッドを立ち上げるきっかけにもなった考えで、
全ての動きには流れがあることの気付きから、たくさんのお客様の動きを見続けた事によって導き出した運動機能向上の方法です。
※実はこれ、アスリートへのパフォーマンスアップも一緒なんです🤭
お客様が体軸を知り、筋力につながる『筋出力』方法を実感してもらう事が大切!
筋力をつけるだけではなく、ほぐすだけではなく「自分で使う!動かす!→自分で緊張をとる」
私達ができる事は、ストレッチも、、ケアも、、すべてをしてあげる事ではなく、
「自分でできるように導く事」だと思ってます。
脳からの指令で動く筋肉は自分で伸ばすから自分で動かすからこそリセットできる。
お客様の筋肉とも対話😆する
筋肉との対話が本当に大事なんですよ🐱
どんなお客様にも未来を諦めないように、お客様の未来をより良くプロデュースしていけたら最高ですね!
↓改善されたお客様の歩行改善動画です😌(instagram)
https://www.instagram.com/reel/CnKEH30jXKO/?igshid=MDJmNzVkMjY%3D
実施ジム: PRAVA(京丹後市)
担当 菊池 松村