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身体の使い方を伝える難しさ

こんにちは。優花です。

今年も残りあと1ヶ月ちょっととなりました。

歳をとるのは早いものですね。


今日は、

私がお客様のレッスンを担当させていただく中で

これまでずっと違和感を感じていたことがあったので

そのお話をします。


私達がしているトレーニングは、いろんなツール使い、いろんな角度にバランスを崩す事を前提とした内容なのですが、

初めてする動きなんでしょうね!笑

お客様の予想だにしないような動きに一緒に大笑いする事も多いんです


このトレーニングは、

簡単そうに見えるけど、

出来ない人が多い&予想外に難しいから

『できれば凄い』

『バランスが取れたら体幹がある』

と思いがちなんですが、

出来る事=身体の使い方がいい

にはならないのです。


私達が伝えたいのは

このトレーニングを軽く楽に出来るためには

どうすればいいか?という事。


バランスをとる上でのポイントやその感覚を自分の身体でわかってもらいたいな〜

その感覚や身体の使い方をお客様自身の日常にも活かしてもらいたいな〜

と思いながら

毎回トレーニング説明をさせてもらっています。


でも、カラダの使い方について私が説明してきた言葉の選び方、今までの表現方法でお客様はどんな捉え方をしているんだろう?

と教え方を悩む事も少なくありません。


お客様:『なんでできないんだろう。お腹に力入れてるのにな〜』

お客様:『お腹に力入れてるのに、綺麗に歩けないんです。』


お腹に力を入れる?

そんな事言ったっけ??


私は単にどこかに力を入れることが上手くカラダを使うということにならないと思っていて、

脱力して自然に姿勢を作って欲しいのに、、


トレーニング=力を使う 

となっているように感じます。


例えば、

これまで私はミスユニバースや他、美を表現する大会で

自然体でいてなおかつ自分自身が引き立つ立ち振舞いを意識してきました。

肩を張って、胸を張って大きく魅せる姿勢

ではなく

体軸のとれた立ち姿勢

無理のない肩の位置

流れるような自然な動きに美しさがあると思います。


フィギュアスケートで羽生選手が魅了されるのも

あのスムーズな動きには力みは感じられないし

カラダの自然な流れから出来るパフォーマンスだと感じています。


身体を上手くスムーズに使うために

私自身経験も含めて身体の真ん中となる体幹(腹筋群)を中心にバランスを取りながら日頃使えていない筋肉を活かす事が必要だと、いろんな方に伝えようと思っているのですが、、


「腹筋から引き上げて!」とか

「腹筋中心に動かして!」とか


『腹筋を』という言葉をレッスンの中で使っていた表現や言葉が、お客様にとっては


お腹に力を入れるだけで上手く身体が使えるようになる!

ということに伝わったのかもしれません。


伝え方ってとても難しいんです、、

経験を伝える=感覚を伝える

なかなか言葉選びがしっくりしない事の繰り返しです。


伝わった時の喜びが指導の面白さでもあるんですけどね!

トレーナー側も日々勉強です。