~いつまでも『動く』を楽しむカラダ作り~
こんにちは!代表の菊池です
いきなりですが、
「動くこと」
楽しいですか?
しんどいですか?
気持ちいいですか?
重いですか?
「動いた後」
疲れて重いだけですか?
スッキリしますか?
カラダがポカポカしますか?
痛いですか?
動く事へのイメージが
ポジティブな人、ネガティヴな人、
まず『動く』について個性があります。
運動が苦手な方ほどカラダを動かす事に対して
向いてないとか運動神経が悪いとか筋肉がないからと勝手な思い込みで自分の動きを決めつけてしまっていますが私はそうではないと思っているんです。
なのでまず動くことに対して
1人1人の『カラダの使い方』を実際の経験から指導(提案)させて頂いてます。
今日はスポーツパフォーマンスにも生活動作にも大切と考える初動について少しお話しさせて頂きます。
まずスポーツでも、日常生活でも動き始めるときの基本の一つに「目線」があります。
私はスノーボードの選手兼指導者の経験が今に繋がっているので、その話も含めた説明になるのですが、
高く飛ぶためには、最高到達点に向ける「目線」がとても大切です。
スピード競技でも先々に送る目線によってカラダの安定に繋がりG(加速度)に耐える事ができます。
目線は次の重心移動先を捉える事とカラダの安定に繋がっています。
これは日常生活にもそのような場面があります。
例えば
立ち上がり動作
ウォーキング
階段(スロープ)の昇降
わかりやすいのがウォーキングではないかと思うのですが、
例えば歩幅を広げて歩く。
健康にもダイエットにも効果があり、運動機能のテスト内容でもある「歩幅」
スノーボードのジャンプで説明したように、
最高到達点への目線と同じです。
目線が到達点。目線の先までしか歩幅は広がりません。うつむいているだけでそのそれ以上に歩幅は広がらないので自然と歩幅は狭くなるのです。
車のカーブだって目線が近いより遠くをみると
スムーズにハンドルワークができますよね!
まず目線1つでもカラダの動きを少し変える事ができます。
さて、やっと本題です。
私たちの身体は体幹部を中心に構成されていて、各関節によって頭、手足がくっついている
わけです。
通常手足を振ると体幹部が動きます。
通常頭が傾くと反対の肩は上がります。
通常ではです。筋肉に繋がりだけで考えるとそれが当たり前です。
スノーボードでターンをします。
これも通常の教え方をすれば
目線と肩を進行方向に向けて、、
と教えます。
実際その通りすればターンはできます。
さらにジャンプでもジャンプ時の回転技も、
「目線をもっと入れて」
「先行動作でもっと肩開いて」
「腰落として」
そんなアドバイスを受けてきましたし、してきました。
それでもできるんですけど、後は感覚でし続けてるしかなかったんです。
が、トレーナーとして活動し、いろいろカラダの使い方を考える事が多くなり、目線や肩などフォーム指導の前にもっと違う基本があるんではないかと考えました。
なぜなら、フォーム指導だけではできる人できない人に大きく分かれるからです。
これを運動神経ということに私はずっと腑に落ちずに居ました。
そして10年かけて形になってきたのがこの考えです。
「全ての初動は体軸から」
体幹を含む体軸の使い方には種類があり、
「固定、安定」が一般的ですが、
私が考える体幹(体軸)の使い方は「動きの源点である」ということでした。
歩き始めもスタートダッシュも、階段の昇降も
瞬発的な動きも、
私にとってはバーベルの引き上げですら腹筋からの波状するパワーです。
スポーツパフォーマンスはもちろん、
生活動作のパフォーマンスにしても
体軸を作って腹圧の上げ方を知ると
スムーズにカラダが動き始めることを実感できるでしょう!
パワーの出し方は人それぞれです。
筋肉を鍛え、パワーアップすることも正解です。現実この考えが筋トレでは主流なのですが、
トレーニングのもう一つの考え方、捉え方を私は新たに作っていけたらと思ってます。
持っている筋肉の出力を引き上げていく事がさらなるカラダの進化になると考えています。
例えば見出しの写真は足全体のトレーニングではありますが、引き上げの初動は体軸です。
パフォーマンスアップに大切な目線ですら、
言い方変えれば体幹部が活用され体軸が起き上がれば目線は勝手に上がりますね!
カラダに向き合ってみると実はできたことって少なくないですよ!
これからさらに「脱力」→「動きの流動性(スムーズな動き)に繋げる」→「重心移動時、重心移動先の安定」の定義に繋がるのですが。
そのお話しはまたで!